活動やコラム

ワイナリーの一年の始まり

ワイナリーの一年の始まり

TsuikiSaori

  ワイナリーでは今「剪定」が行われています。 葡萄の収穫量や品質を調節するための大事な作業。   Dianettiでは葡萄の生産をしているママが今剪定を頑張っているそうです。   一年の始まりはこうした地道な作業から始まります。   剪定した枝の先からしたたる樹液のことをpleurs(プルール)と言ってフランス語で涙の意味。 ワイナリーはいつの季節も自然の美しさがあります。

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愛の色 ロゼワイン会を開催させていただきました

愛の色 ロゼワイン会を開催させていただきました

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  愛の色 ロゼワイン会 2月1日(土)     今年最初のワイン会を開催させていただきました。 バレンタインにちなみ、ポデレ・マレッラの美しいロゼで乾杯!   生産者とZOOMを繋ぎ、お客様に生産者から直接お話を聞いていただき、また生産者には日本のお客様を知っていただき、彼女のワインで一緒に乾杯をするという貴重な時間。   ポデレ・マレッラは家族経営の小さなワイナリーです。   ワイナリーで働いているとお客様と対面でお話しすることは少なく、他国のお客様に会えるなんてとても嬉しい!   と言っていたのは生産者家族の次女、エリカ。   生産者の中でも私と歳が近い彼女は仕事の話はもちろん、たわいの無い話もできる存在で、いつも正確で丁寧なお仕事をしてくれ、人柄の良さもあり、応援してあげたい生産者の一人です。   そんな彼女をお客様にご紹介できたのは、私としても嬉しい出来事でした! そんなエリカと会話を繋いでくれたのがオーナー、アントニオ。   みんなを盛り上げながら、通訳をしてくれるという素晴らしい対応、ありがとうございました! 今年のイベントの目標は、他ではない経験を!心から楽しんでもらえる会を!をモットーに企画をしていきます。   皆様、今年もよろしくお願いいたします。 ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。

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今年もありがとうございました!ワイン会を開催させていただきました

今年もありがとうございました!ワイン会を開催させていただきました

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今年もありがとうございました!ワイン会 12月21日(土) いつもお世話になっているお客様への感謝の気持ちを伝えたく、今年最後のワイン会を開催させていただきました。 名古屋の飲食界のドンと呼ばれる長谷川研二さんのお店、QuattroBar M4. にて開催させていただきました。 「自分がやりたいことをやるのではなくて来ていただいたお客さんが喜んでくれることをやらなきゃいけないんだ」 と自ら柱に釘を打ってスクリーンを取り付けてくださった長谷川さん。 そんなレジェンドと準備をさせてもらい、いろいろ学ばせていただきました。 ワイン会は毎回温かいお客様に囲まれ、私はとても楽しく開催をさせていただいています。 いつもお集まりいただくお客様に心から感謝しています。 そしてお客様同士のご縁を感謝してくださるお客様が多くて、それもとても嬉しい限りです。 ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。 来年もまた新しいことを考えています。 是非来年もよろしくお願いいたします。

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ワインの「澱」とは?

ワインの「澱」とは?

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赤ワインのボトルの底に溜まっている黒い沈殿物を見かけたことはありませんか? 赤ワインをあまり飲まれないお客様は驚かれる方もいますが、この正体は熟成中にタンニンやポリフェノール、タンパク質などの成分が結晶化した「澱」です。   *たまに、口に含んでしまい心配されるお客様もいますが、澱は健康上には何も影響のないものです。   ワインが出来てすぐはタンニンやポリフェノール、タンパク質などの成分は別々に液体中に浮遊しているのですが、熟成過程で少しずつワインが空気となじみ、それぞれの成分が結びつき結晶化します。   イメージしてみてください。   若いワインで、口当たりがとても硬く、ざらざらとした渋みを感じることがありますよね。   そして、熟成を経たワインが柔らかくふくよかで飲みやすく感じることはありませんか?   これは、タンニンなどの成分が最初は細かい粒で、口当たりがザラザラとしていますが、成分が結びついて粒が大きくなることで口の中で柔らかく滑らかになっていくという現象です。   そしてもっと大きくなった粒は澱として沈み、余分なタンニンが抜け落ちると角が取れ、柔らかく滑らかなワインが出来上がります。   長期間熟成させたワインに澱がよく見られるのはそのためです。   またタンニンの多いワインで澱がたくさん発生するのもこのためです。 もう一つ。   私の仕入れるワインは極力余分なものは添加しないで自然の味わいをと考える生産者が多いのですが、生産者の中には濾過をしなかったり、清澄化をしない(薬品を使用して透明度を上げない)製法を取る方もいます。 葡萄本来の味わいが楽しめるのが最大の魅力です!   濾過や清澄化をしないと澱の元となる成分も多く含まれ、それほど熟成期間を経ていなくても澱が多く発生しているワインもあります。   澱のあるワインを飲む時は…   買ってきてすぐに飲むのは避けて、数日間動かさずに置いておき、澱が沈むのを待ってください。...

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Rooftop wine partyを開催しました

Rooftop wine partyを開催しました

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Rooftop wine party 10月12日(土)   とても気候が良く、お天気にも恵まれた土曜日の夕方から、デザインボックスさんの会社の屋上でワインパーティーを開催させていただきました。  毎回コンセプトを決めて行うワイン会ですが、今回のコンセプトは少し涼しくなる頃に名古屋のマンハッタンを眺めながら、気心知れた大切な仲間だけでフランクに楽しめる大人カジュアルなワインパーティー。   ビルのオーナーさんが快く屋上での開催を許可してくださり、最高の季節に素敵な会を開催することができ、心から感謝しています。   会の始まりは私のイタリアのビジネスパートナーであり、友人でもあるソムリエMarco Boldrini直伝のオリジナルカクテル。 マルコはイタリア・ウンブリア州・パニかーれにある家族経営の「リロタティーニ」(ウンブリア州で最も有名なレストランの一つ)で育ち、ソムリエとなりました。   現在はオランダ・アムステルダムで自身のイタリアンを経営し、オランダのイタリアンレストラン・トップ10に選ばれるなど数々の賞を受賞しています。   オランダの彼の有名レストランで大人気を得た彼オリジナルのカクテル「ダークスプリッツ」。   ご参加いただいたお客様が日本では初めて、そして他では飲めないカクテルです。   イタリアでは食前に「美味しい」と「楽しい会話」を感じてから食事に入ることが大切なんだそうです。 お越しいただいたお客様から順にカクテルを片手に会話が弾み、そこに華やかなお料理でテーブルを彩ってくださったのはメグモグキッチンの田中めぐみさん。   愛情たっぷりで優しい味わいのお料理はAmusez vousの仕入れる自然の味わいを大切にと考える造り手のワインとの相性が良く、お客様にも大好評でした。 いつもワイン会を開催すると素敵なご縁に恵まれ、またお客様同士が仲良くなってくださり、素敵な繋がりが生まれているのをとても嬉しく思っています。 「ワインとは人と人を繋ぐもの」   生産者たちが言うこの言葉を私もしっかりと実現させられるような、そんな素敵な企画をしていきたいと思っています。 ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。...

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「ケーブルフェスタ」のイベントでマルシェを出店しました。

「ケーブルフェスタ」のイベントでマルシェを出店しました。

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10月5日(土)、6日(日)   2日間、名古屋 栄のオアシス21でケーブルテレビさんのイベントにてマルシェを出店しました。 株式会社デザインボックスさんのお洒落なブースで、シチリアモーレ株式会社さんのオリーブオイルと共に当社のワインをご紹介させていただきました!   当日はお天気にも恵まれ、たくさんの素敵なお客様に足を運んでいただき、ブースを盛り上げていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。   お越しいただいた皆様、ありがとうございました。 いつも応援してくださるお客様のご来店、新しいお客様との出会いなど、イベントならではのたくさんの楽しみがあり、また、イベント全体の企画力、全体の盛り上がり方にも感激し、たくさんのことを学ばせていただきました。     また今後もイベントを企画していきたいと思いますが、一つ一つを大切に、パワーアップしたイベントができるように頑張っていきたいと思っています!

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ワインの「ボディ」とは?

ワインの「ボディ」とは?

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ワインの話題で度々出てくる「ボディ」という言葉。   簡単に説明をするとワインを口に含んだ時に感じる全てをまとめた言葉で、味わいや香り、飲み心地など全てを図る言葉です。 ライトボディ ライトボディのワインはアルコール度数が低く、軽く、さっぱりとした味わいです。   色が薄く、タンニンはさらっとしていて渋みは少なく、飲んだ後もすっきりとした軽い飲み心地のワインを言います。   ミディアムボディ   ミディアムボディのワインはフルボディとライトボディの中間くらいの味わいで、アルコール度数は13.5%くらいです。   飲み心地も重すぎず軽すぎず、タンニンも強くはないけど程々なワインを言います。   フルボディ   フルボディのワインはアルコールを多く含み、重みがあり、ふくよかな味わいです。   色が濃くて、タンニンによる渋みが強く、飲んだあとの余韻が長いワインが多く、重みがどっしりとしたワインを言います。   アルコール度数 重み 飲み心地 タンニン ライトボディ 低い 軽い すっきり 多い ミディアムボディ...

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ワイングラスの選び方

ワイングラスの選び方

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よく、赤ワイン用グラス、白ワイン用グラス、シャンパングラス……   もっと細かくなると葡萄の品種ごとに違うグラスが存在し、何が違うの?と混乱されるお客様がいます。 こちらも最初にお伝えしますと、ワインはどんな酒器で飲んでいただいても不正解はありません!   ですが、グラスについても少し知識を持つと、より楽しんでいただけると思いお伝えいたします。   ワイングラスはスワリングをしたり、ワインを適温に保ったりと香りを高めることを第一に考えられています。   ではグラスの形によって何が変わるのでしょうか。   着目点①:グラスの口の大きさ   着目点②:グラスの太い部分と細い部分の差 グラスの口が大きく、太さのが小さいこのようなグラス(ボルドー型)は、ワインが口に流れる幅が広くなり、ゆっくりと流れ込みます。 逆にグラスの口が小さく、太さの差が大きいこのようなグラス(ブルゴーニュ型)は、ワインが口に流れる幅は狭くストレートに流れ込みます。(グラスを傾ける角度が急になるので。)   ボルドー型はゆっくりと口に流れ込んでくるので、口内でワインの温度が上がり、タンニンをまろやかに、ふくよか感や凝縮感を楽しませてくれる形です。   逆にブルゴーニュ型はストレートに口に流れ込んでくるので、ワインの温度変化が少なく、フレッシュさやフルーティーさ、エレガントさを楽しませてくれる形です。   *温度によって変わるワインの味わいはこちら   また、ワイングラスの脚を持つのは、グラスのボウル部分に触れて温度が上がってしまうのを防いでくれるというちゃんとした意味があります!   次に、グラスのボウルについて、香りを引き立てるために、   グラスのボウル部分が大きいものが一番良いのか?   と聞かれることがあります。...

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ワインの温度

ワインの温度

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  ワインの温度についても質問を受けることがよくあります。 最初にお伝えしておきますと、どの温度が正解ということはありません。   ワインは趣向品ですので、お好みに合わせてお客様が楽しめるように飲んでいただくのが1番です。   白ワインを常温で飲んでも良いですし、赤ワインを冷やして飲むのも間違いではありません!   ですが、温度によってどんな違いが出てくるのか。   今日はそれをお伝えしようと思います。   ワインの香りや味わいは温度によって変化します。   赤ワイン よく言われる最適なサービングの温度は15~21度です。   軽めの赤ワインは少し低めの温度で、重めの赤ワインは少し高めの温度で飲んでいただくと美味しいと言われています。   温度を下げて赤ワインを飲むと、アロマは希薄になりますが、酸味が爽やかになりすっきりとした味わいになります。   タンニンは少し荒く感じると思います。   なので、タンニンの柔らかい軽めの赤ワインだと少し冷やしていただいても美味しく感じると思います。   逆に酸味が苦手なお客様は温度を少し上げていただくと、酸味がまろやかになり、果実の甘みを感じ、タンニンも滑らかになり飲みやすくなると思います。   白ワイン 白ワイン、ロゼ、オレンジワイン、スパークリングワインのよく言われる最適な温度は4~12度です。  ...

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ワインの選び方

ワインの選び方

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私がワインのご案内をしていて、一番多く受ける質問は   「ワインってどういう風に選ぶのがよいですか?」   という質問です。     よく「国や産地で選ぶ」「価格で選ぶ」「葡萄の品種で選ぶ」などと聞くかと思いますが、なかなか難しいのでは?とよく思います。   なぜならワインは同じ葡萄でも国や産地が違えば全く違った味わいになりますし、同じ産地、同じ葡萄でも造り方が違えば全然違うワインになります。   そもそも、ワインに詳しくないお客様は葡萄の品種の特徴、産地の特徴もわからないからワイン選びが難しいと感じるのだと思います。   ワインは「土壌」「お天気」「葡萄の種類」「生産者」の4つの要素で味が決まると言われています。     なので知らないワインを品種だけ見て購入したり、産地だけを見て購入すると、自分の好みとはちょっと違った…   ということがよく起こります。   私はとにかく自分の好みを1つずつ確認していくのが良いのではないかと思い、お客様へのご案内も一つずつ確認をしていきます。   (私のやり方ですし、ソムリエさんがワインを選ぶのとはまた違い、お客様がワインを選ぶ際の少しの参考になればという感じで、今回はさっくりと書きます。)   ①すっきりさらっと飲める軽いタイプ?しっかりと飲み応えがあるタイプ?   軽いタイプはアルコール度数が低いライトボディのワイン、逆にしっかりと飲み応えがあるワインは、アルコール度数のしっかりとしているふくよかなフルボディのワインを選びます。   ライトボディは味わいが落ち着いていて香りがフレッシュな感じ、すっきりと飲めるものが多く、逆にフルボディになるにつれ味わいが強く香りもリッチになり、しっかりと飲み応えのあるワインが多くなります。  ...

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tasting and dinnerパーティーを開催しました。

tasting and dinnerパーティーを開催しました。

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MORAMI Tasting and dinner 7月27日(土) お馴染みの素敵なイタリア人オーナーのお店にてワイン会を開催しました。     ワイン会は毎回コンセプトを決めて行います。 今回のコンセプトは「現地の味わいと想いを直に。」 先日私が現地の生産者を訪れ、 直接お話を聞き、味わい、目にしたものを お客様に伝えたいという想いを込めて、開催させていただきました。 今回のワインの生産者はMORAMI(モラミ) ワイナリーを0から立ち上げ、葡萄の生産からワインの醸造までを担うとてもパワフルでダイナミックな女性醸造家の手掛けるワインです。     今回はブラインド・テイスティングゲームやワインの人気投票をしました。 意外とこのようなゲームをすると 今後こういうワインを仕入れたらいいのかな?というヒントを私が頂けたり。 お客様も和気藹々と皆楽しんでくださるのが とてもありがたく、いつも温かいお客様ばかりに囲まれて 私自身が成長させてもらっています。     「ワインとは人と人を繋ぐもの」私が取引きをしているワイナリーの生産者は皆、口を揃えてそう言います。 そんな素敵な出会いのある お客様にとって有意義な時間を過ごせるようなイベントを今後も企画開催していきたいと思っています。    ...

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ワイン樽について

ワイン樽について

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よくワインの説明で、「樽熟成をしています」や「樽香を感じます」などの表記を見かけ、「樽」とは?と思ったことはありませんか?     ここでいう「樽」の材料に使われる木材は「オーク」で、オークの樽で熟成をすると、木材からのバニラ香やココナッツ香を感じたり、木材由来のポリフェノールなどを含有したタンニンが溶出してワインに風味が加わります。   オーク材はフランス、スラヴォニア、アメリカ、ロシアなどの産地があり、屋外で2~3年自然乾燥してから使われています。   「フレンチオークを使用しています」などと記載されているのはフランス産のオーク材で出来た木樽を使用しているという意味です。   産地によって、ヴァニラ香やココナッツ香が強く出たり控えめになったり、タンニンが多めだったり少なめだったりと、生産者が目指す味わいによって使うオークが選ばれます。   またオーク樽を内側からトーストすることで、クローブやナツメグの香りを持つ成分が生成されて、また違った風味が加わります。 焼き加減によって「ライト」「ミディアム」「ヘヴィ」とレベル分けされるのですが、たくさんローストするにつれ、ロースト香が強くなり、樽からのタンニンが少なくなります。   もう一つ風味が変わるポイントとしては、香りがしっかりとつく「新樽」をどのくらい使うのか、樽香を付けないように敢えて古樽だけを使うのか。   というところです。   「たまにフレンチオークだから素晴らしい」「新樽100%だから素晴らしい」という意見がありますが、フレンチオーク=素晴らしい!新樽を使っている=素晴らしい!は間違いです。   (フレンチオークは高いですし、新樽もコストがかかっているのは事実です。)   生産者の目指す味わいのワインと樽が合っているということが一番大切です!   そしてなかなか日本で知ることがなく、私が生産者から言われて驚いたのは、同じオーク材、同じロースト具合の樽でも大きさによって全く香りの付き方が変わるということです。   例えば私の仕入れるCol di Lamo(コル・ディ・ラモ)のブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、スラヴォニアンオーク樽とフレンチオーク樽の大きさの違うバリックやトノーを使い分けて造られています。(バリック:225L、トノー:バリック4本分)  ...

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