フランスのパーティーでは、必ずといっていいほどワインが並びます。

でも、飲めない人に無理に勧める人はいません。
ホストは当たり前のように、ソフトドリンクも一緒に用意していて、飲めない人はそれを手に、同じテーブルを囲んでいます。
「飲めなくて申し訳ない」という空気もなく、「せっかくだから一口だけ」と言われることもありません。
レストランでボトルワインを頼むときも同じでした。
飲めない人はさらっと違うドリンクを頼むし、誰もそれにどうこう言いません。

それが普通のことでした。
一番印象的だったのは、ワインが飲めない友人が、手土産にワインを持ってきたことです。
「あなたがここの地域のワインを好きって言ってたから。」
自分では味がわからないのに、相手の好きなものを覚えていて、手土産にできる。
なんだかとても素敵だと思いました。

ワインは、飲む人だけのものじゃないのかもしれない、とその時思いました。
好きな人への贈り物として、一緒にいる時間を豊かにするものとして。
そういう使い方が、もっと気軽にできたらいいなと思っています。
大切な方へのギフトにぴったりの一本を、ぜひご覧ください。

