CALUNA カルーナ

イタリア初の女性醸造家 
「オーガニックワインのパイオニア」

ポデレ・マレッラは、イタリア中部のウンブリア州とトスカーナ州の国境にあるコッリ・デル・トラジメーノDOC地区にある小さな家族経営のワイナリーです。 1974年にフィアメッタ・インガによって設立された有機ワイン造りのパイオニアです。 フィアメッタは先見の明のある女性で、オーガニックなアプローチをしましたが、当時のイタリアでは、興味を持った人はほとんどいませんでした。その瞬間から、フィアメッタは、ペーパーワークや事務処理の合間にトラクターに乗り、ワイナリーのすべての仕事を個人的に引き受け、ワインの品質を向上させるための努力を怠らず、数々の大きな賞を受賞するようになりました。 現在、ワイナリーとワイン造りは、フィアメッタの息子である、私コジモと私の家族が管理しています。 ポデレ・マレッラは、イタリアで特に有名なワイン生産地ではないウンブリア州にあるにもかかわらず、高品質のワインを生産しています。(隣のトスカーナはとても有名で高価なワインを生産していますが)はるかに手頃な価格で、高品質なワインを造っています。

ワイナリーを継承する私、コジモは、ワイン愛好家の家族で育ちました。私の育った環境で関わったワインは幅広く、夕食時にはテーブルにいつも素晴らしいワインがありました。 2009年に母親のフィアメッタがビジネスから引退することを決めたとき、私はこの新しい冒険に乗り出すことを嬉しく思いました。私はずっとミラノに住んでいて金融関係の仕事をしていましたが、リモートで仕事をすることができたことで、ポデレ・マレッラでより多くの時間を過ごし、両方の活動を追求することができました。 ワイン造りへのこだわりは、少量生産、良質な葡萄の厳選、手作業による収穫を通し、すべての段階で品質に重点を置いた小規模生産というところで、⻑年にわたって変わっていません。 20エーカーを超えるエステートの葡萄畑を所有し、赤、白、ロゼの7つの葡萄畑から、ウンブリアIGTとコッリ・デル・トラジメーノDOCのワインを生産しています。地元の葡萄品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、ガメイ・デル・トラジメーノ、グレケット、ヴェルメンティーノから生産されています。 新しいワインは、90年代にフィアメッタとのコラボレーションを開始し、⻑年にわたってワインの継続的な改良に中心的な役割を果たしてきたフランスの醸造学者ジャン・ナトーリとイタリアの醸造学者グイド・ベルトラミの監修のもと、研究・開発されています。 すべてのポデレ・マレッラのワインは、地元の葡萄品種から生産され、EU承認機関であるBioAgriCertによって有機農業の承認を受けています。