ピノ・グリージョの葡萄を粉砕し、果皮を果汁に浸して時間を置くと、刺激的で触感のある質感と銅色の色合いが、ラマトと呼ばれる独特のワインのスタイルを生み出します。イタリア語で「銅」を意味する「ラメ」に由来しています。ピノ・グリージョで造られるフリウリの歴史的なワイン醸造スタイルです。ワイン製造プロセス中に果皮を醪に長時間浸漬することで、独特のフレーバー、アロマ、構造の複雑さ、タンニンの量も加わります。生産者の中には、フレッシュで軽いワインを作るために短い浸漬を好む人もいますが、そのワインは淡い桃色になります。より豊かな秋色のような色合いを生み出す、より長い浸漬を好む生産者もおり、この生産者が手掛けるワインは後者です。
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Pinot Grigio Ramato Reserva ピノ・グリージョ・ラマト・レゼルヴァ
2023年|最優秀イタリアワインメーカーに選ばれました。 アメリカの雑誌“フード&ドリンク・マガジン”により世界の最も優秀な若手ワインメーカー50人に選ばれ、フォーチュン誌の「40歳未満のワイン業界40人」に選ばれ、 “フード & ワイン” によりイタリアのベスト ワイナリー 50 に選ばれました。 2023年|イタリアン エクセレンス 100 に選ばれました。
味わい
濃い銅色をしており、香りは複雑で、フローラルな香りや、りんご、さくらんぼ、やベリー系の果物を感じます。味わいは、柔らかくてフルーティーですが、よくできた骨格かつ、持続性があります。
口当たり
ビロードのような滑らかな舌触りで、酸味も滑らかで苦味も穏やかなマイルドなワインです。ふくよかな味わいで余韻も長い味わい深いワインです。
お食事
ピノ・グリージョという葡萄でできた白ワインはは基本的にはすっきりと飲みやすいものが多いですが、果皮を醪に長時間浸漬することで独特のフレーバー、アロマ、構造の複雑さ、タンニンの量がが加わり、お肉やスパイス料理など、アクセントのあるお料理にも合うワインになっています。 このワインは、魚やスープと合わせることもできますが、肉(牛のタルタルや白身肉)とともよく合います。スパイスの効いた料理にもよく合うワインです。
OWNERVOICE
こんなにマイルドなオレンジワインってあるの?と、とても驚いたワインです。 白葡萄の皮や種を浸漬する際に、渋みや苦味が移ってしまうことも多いのですが、クリスチャンの力量がしっかりと現れた、本当に味わい深い飲みやすいオレンジワインです! 白ワインと共に、ローマ教皇やモナコ公国の王様にも振る舞われて、フェラーリの公式レセプションでも使われた特別ワインです!
職人さんとワイナリーのこだわり
ワイナリーのご紹介
「世界に自分のワインを広めたい」が実現し、 イタリアのベストワインメーカーにも選ばれました。 【歴史】 レオナルド・スペコーニャがフリウリ地方の中心部、コルノ・ディ・ロザッツォのロッカ・ベルナルダの丘に小さな土地を購入したのは 1963 年のことでした。 このフリウリ東部の土地では、古くから葡萄栽培がされていました。 ローマ時代には、理想的な葡萄の生育条件があり、独特の、高品質のワインを造るのに適した気候だと言われていました。 北のカルニック・アルプスとジュリアン・アルプスが北ヨーロッパの冷たい風から地域を守り、南のアドリア海が気温を和らげてくれます。 この地域はワイン造りには好ましい気候で、ワインの香り成分の発達に重要な温度変化の恩恵も受け、さらに湿度を分散させるボラ風が良い影響を与えてくれます。 土壌は始新世に遡る堆積岩と、白亜質の粘土と石灰化した砂岩の交互層が混合したものです。 ミネラルやその他の微量元素が豊富に含まれており、高品質の葡萄の生産に役立ちます。 現在、家族の伝統は 3 代目のワインメーカーであるクリスチャンとミケーレによって受け継がれており、ワインの品質の向上に熱心に取り組み、自社製品を国内外の市場で開発、販売促進するために努めています。
【ワイナリー】 私達のワイナリーは、海抜100~300 メートルの丘に位置する25ヘクタールの葡萄畑で構成されており、その多くは樹齢40~50年です。この年数は、土壌の奥深くまで根が張り、葡萄の成熟に必要な水分とミネラル成分をより多く取り込むことができる年数です。また私達は小さな苗床も所有しており、地域の葡萄園から集められた芽を使用して、絶滅の危機に瀕している品種のクローンを栽培しています。このシステムのおかげで、絶滅寸前の葡萄の栽培を研究し、保護することができています。このように高品質の葡萄を生産するのに不可欠なすべてのことに注力しているため、生産量は低いままです。 このワイナリーでは、葡萄畑でオーガニックかつビオディナミの葡萄栽培を行っています。葡萄畑の完璧なバランスを追求する絶え間ない取り組みにより、土壌の生物多様性を可能な限り無傷で保護することがいかに大切であるかを理解しました。私たちはこの分野に最大限の努力をしたいと考えており、私達の土地の樹木や他の植物の保護をすることで、丘の側面とその微気候の形態を守っていくプロジェクトを開始しました。私達のワイナリーの28ヘクタールの内3ヘクタールは森林で構成されています。これは、国境地域の気候調節と動植物のバランスを保つのに極めて重要な要素です。さらに、バラの木、オリーブの木、桜の木の新しい植物の植林を開始しました。これらの木々は、非常に繊細で崩れやすいこの地域の丘の斜面を安定化させるのに役立ちます。 また、私達は蜂蜜生産のため、そして環境にとって非常に重要なミツバチを保護するために、巣箱を設置しました。
職人さんのご紹介
クリスチャン・スペコーニャ - アメリカの雑誌“フード&ドリンク・マガジン”により世界の最も優秀な若手ワインメーカー50人に選ばれ、フォーチュン誌の「40歳未満のワイン業界40人」に選ばれ、イタリア協会ヴィノウェイセレクションにより2023年最優秀イタリアワインメーカーに選ばれました。 アジエンダ・スペコーニャ - 権威ある雑誌 “フード & ワイン” によりイタリアのベスト ワイナリー 50 に選ばれ、また フォーブス の 2023 年イタリアン エクセレンス 100 にも選ばれています。 これは、1960 年代初頭から夢を持ち続ける、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワイン生産者の家族に生まれた私の物語です。夢はこの土地で生まれるワインの品質を知ってもらうことで、それは日々勤勉に働くこと、そして自分自身がこの土地を知っていくことに努めるということに繋がっていました。 私は子供の頃から祖父と父と一緒に葡萄畑について行き、季節を彩る瞬間というものを目にしてきました。 そして、彼らの情熱を目にし、日々より良いものを造ろうと努力する彼らを見て、私の中にこの冒険に飛び込もうという興味や決意が生まれ始めました。彼らと一緒に畑仕事をし始めたのは非常に自然な流れでした。 葡萄栽培と醸造学の勉強を終えた後、ワインの世界の可能性が信じられないほど特殊で多様であり、それを学びたいという想いから世界に飛び出しました。 そして、私はイタリアとフランスの最も重要なワイン生産地域で一連の経験を積むため研修に出掛けました。現地ではその地域の葡萄畑をたくさん歩き、ワイン生産者にたくさんの話を聞きました。そこで得た情報や経験によって、ワインの世界の微妙なニュアンスを理解することが出来、自分のワイナリーに戻ってからは自分たちの土地の可能性をさらに深く理解するのに役立ちました。 これらの経験の成果が、デュアリティやピノ・グリージョ・レゼルヴァなどの洗練されたワインに現われています。
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